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初めてのスナック楽しみ方マニュアル
Part4 カラオケで仲良くなろう

カラオケで仲良くなろう

スナックでのカラオケはカラオケボックスと違って他のお客さんもいます。他のお客さんと盛り上がってこそスナックでのカラオケなんです。
「それってルールとかマナーとか暗黙の了解とかいろいろうるさそう」と思う方がいらっしゃるかと思いますが、実際はそんなことはありません。ちょっとした心遣いだけで、その場の全員が気持ち良く過ごせるし、他のお客さんとも仲良くなれます。

①まずは様子見

スナックでのカラオケではお店の雰囲気を壊さず、良い雰囲気が続くようにするのがベストです。まずは他のお客さんが歌う様子やどんな曲が歌われているのかを観察しましょう。この時にだいたいの年齢層を把握できると思います。年齢層によって好まれる曲が絞られます。

②手拍子と拍手で相手の心を開こう

基本的に誰かが歌っている時は手拍子と拍手をすることを心がけましょう。

手拍子をしていると相手に「私は聞いてるよ」という意思表示をすることができます。ただし、手拍子で気を付けなければいけないのが、大きな音を出さないこと。

大きな音で手拍子をしていると、歌の邪魔になってしまいます。少し聞こえるくらいの大きさで手拍子すると良いでしょう。高等テクニックとしては太ももを片手で打って手拍子する方法です。ただこの方法は偉そうに見える危険性があるので、ある程度慣れてからにしましょう。

手拍子を小さい音でやった分、拍手はできるだけ大きな音を出しましょう。タイミングとしてはサビの直後と歌い終わりがベスト。できるだけ盛大な拍手で賞賛しましょう。

③歌っている最中に小声で褒めよう

これはかなり高度なテクニックになるのですが、他の人が歌っている最中に小声で「上手いな~」とか「良い曲だな~」と褒めてみましょう。ここで大事なのはただの小声ではなく相手に聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言うことです。

大袈裟に褒めてしまうと、歌の邪魔になるし、わざとらしくても不信感を抱かせてしまいます。かといって声が小さすぎてもダメ!聞こえるか聞こえないかではなく、少し聞こえるくらいが良いでしょう。もし聞こえていたなら画面を見ている相手の視線がチラッとこっちに移ります。それがこの技の成功の証です。。

④曲を選ぼう

ここまで場を和ませたなら次はあなたが歌う番です。もしかしたら他のお客さんから「歌ってください」なんて言われているかもしれません。

歌が苦手な人は無理して歌う必要はありません。もし歌ってと言われても「聞き専なんで」とやんわり断りましょう。

歌う人はまずお店の人に「歌って良いですか?」と聞いてみましょう。カラオケの選曲タブレットを渡されます。ここまで他の人の歌う曲を聞いてきて、この店で好まれる曲のタイプが掴めてきたはずです。それでもまだわからなければ、選曲タブレットの履歴から好まれる曲の傾向を調べましょう。

いろいろなデータを踏まえた上で…是非あなたの好きな曲を入れてください。どんな曲でも大丈夫。あなたが歌いたい曲を選曲しましょう。別にあなたが無理して盛り上げようとしなくて大丈夫なんです。意外とあなたが歌う曲を知っている人がいて意気投合することだってあります。盛り上がれたらラッキーなくらい。気構えずに気楽に選曲しましょう。

⑤カラオケを歌おう

歌う時は特に謙虚でいましょう。順番が回ってきたらお店の人に「すみません。マイクいいですか?」と聞いて、マイクを受け取りましょう。歌う前に「失礼します」などと言っておくと良いでしょう。

あとはもう自分をさらけ出して歌いましょう。恥ずかしがることはありません。みんな歌っている空間なんです。下手でも全然問題ありません。

見ず知らずの人たちの中で歌うカラオケは、仲間内のカラオケとは違う気持ち良さがあります。ここまでおこなったあなたの気遣いでみんな優しく聞いてくれるはずです。

歌い終わったら「ありがとうございました」と一礼しましょう。きっと歌う前よりコミュニケーションが円滑になっているはずです。

カラオケは人との仲をより一層深めてくれる最強のコミュニケーションツールです。聞くだけでも仲良くなれます。盛り上がった時は店内が一つになることだってあるこのカラオケで素敵な夜をお楽しみください。

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