2軒目はスナックへ!キャンペーン
初めてのスナック楽しみ方マニュアル
Part1 お店を選んで入店しよう

コミュニケーションの取り方

スナックの醍醐味といったらやっぱり“コミュニケーション”でしょう。ママやマスター、お店の人、他のお客さんとくだらない話で笑い、カラオケで盛り上がり、時にはタメになる話も聞けて、最後はまたくだらない話で腹を抱える。そんな夜がスナックでは繰り返されています。
スナックは店内の人たちの空気やコミュニケーションを大切にする空間です。お店の人、お客さん関係なく全員で良い空間にするための共同作業をおこなっているのです。だから初めて来店したあなたの立ち回りが重要になってくるのです。
まあそこまで気にしなくても周りの人たちがフォローしてくれるから、重く考えなくても大丈夫です。謙虚な姿勢で自分を出していけば良いんです。

①「ありがとうございます」を言おう

重要なのは謙虚な姿勢でいること。当たり前の事ですが「ありがとうございます」を言いましょう。そして多用しましょう。

「ありがとうございます」と言われて嫌な気分になることはありません。おしぼりを渡してくれたら、ドリンクをもってきてくれたら、氷のおかわりをもってきてくれたら、「ありがとうございます」と言いましょう。

②“お通し”を褒めよう

“お通し”をこだわっているお店は結構あります。お通しを出すお店はだいたい手作りが多いです。開店前にお客さんのためを思って一生懸命作ってくれているのが“お通し”なんです。そんな愛情に誠意をもって「美味しい」と返しましょう。

「美味しい」以外にも褒めるバリエーションはいくつかあります。

「丁度良い」
「落ち着く」
「優しい味」
「今食べたかったやつ」
「実家思い出す」
お通しにこだわりがないナッツや乾きもの、スナック菓子を出すお店でも上記の褒め言葉を応用して使うことはできます。ナッツを出された時は「ちょうど今食べたかったやつだわ」。乾きものを出された時は「結局こういうのが一番落ち着くんだよね」。スナック菓子を出された時は「懐かしい、子供の頃の実家思い出すわ」などなど。お店のホスピタリティに対して褒めで返してみましょう。

③会話に入っていこう

入店して間もなくはママやマスター、お店のスタッフが話しかけてくれるかと思います。だいたいはとりとめのない話しが続きますが、他にお客さんがいるときは、しばらくするとそのお客さんと話しに戻ってしまいます。これは話がつまらなくてほっとかれたわけではありません。あなたを他のお客さんとの会話に入れる為の隙づくりをしているのです。

そこであなたは携帯をいじるのではく、他のお客さんとお店の人の会話に聞き耳を立ててください。おそらく最初はパーソナルな会話かもしれませんが、徐々に誰でも入れるような会話になってきます。その時にお店の人があなたに話をふってきます。

お店の人もあなたと他のお客さん両方を立てなきゃいけないので、すぐにふるのは難しいです。中々話をふられない場合は、様子をみて、あなたが入れる話題だったら自分からその会話に入っていくもありです。最初に謙虚な姿勢でいれば悪い印象を持たれることはないでしょう。

④話題をふってみよう

ある程度会話が盛り上がったら自分から話題をふってみるのも良いでしょう。

鉄板なのは「この辺だったら他はどの店で飲むんですか?」です。飲食店の話は共通の話題になりやすいし、知らなければどんなお店かを根掘り葉掘り聞けます。

更にこの会話の中でその人がどんな人かを読み解くことができます。好きな料理、好きなお酒、交友関係などなど。この一つの話題でいろんな話題に分岐させることができるのです。実際にそのおすすめされたお店に次回行ってみるのも良いでしょう。むしろ行ってその後会った時にかなり喜ばれると思います。

その他にも「よくこの店いらっしゃるんですか?」は有効です。常連のお客さんだったら、お店のエピソードなどを話してくれて、どんなお店でどんな人が集まるのかを伺うことができます。

避けたいのがパーソナルな話題です。職業とか年齢などは相手から話さない限りこちらから聞くのはやめておきましょう。

いろいろと方法をあげてみましたが、結局は人と人です。合わないなら無理に合わせる必要はありません。お互い無理をしない空間がスナックなので、コミュニケーションをとって合わなければ出れば良いだけです。悪態はつかずスマートでいることをを心がけましょう。

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