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第15回 スナック女子のオアシス広報委員会 ~スナック 小春~

スナック女子&スナック女子候補生がアフターファイブのオアシス“スナック”を訪問、“女子”ならでは視点でお店の魅力をご紹介します。
今回は滋賀県草津市の繁華街に位置する今年オープン55周年を迎えたスナック小春に、スナック女子の歌手・竹村こずえさんが訪問。

今回のスナック女子は2021年9月8日に新曲「浮世・色恋沙汰」を発表した歌手の竹村こずえさんです。歌手になる前は10トントラックのドライバーという経歴の持ち主。2018年には、40歳にして初孫ができた幸せいっぱいの竹村さんです。「私の地元・滋賀のお店取材で、スナック女子に選んでいただき光栄です。スナックはキャンペーンでたくさん回らせていただきましたので、すごく親しみがあります」と張り切っています。

竹村さんが訪れた先は、草津市の繁華街に位置する今年オープン55周年を迎えたスナック小春。応対してくれたのは佐野一枝ママと妹の洋子さん。「10代の終わりからこの地でスナックを始めました。今年でオープン55年目ですから私の年齢、だいたい分かるでしょ」と笑う、元気いっぱいのベテランママさんです。
カウンター席に腰を掛けた竹村さんはお酒で喉を潤したあと、「ここで55年も?」と感嘆しつつ質問します。「はい。最初は4畳半程度の面積でお店をスタートしました。そして、バブル時代に景気が良くなってからは、隣のフロアーも使って今では20人ほどが入れる広さになりました」とママ。続いて「小春って小料理屋さんみたいな名前ですね」と竹村さんが感想を口にすると、「一見さんの中には料理が出るお店だと思っていらっしゃる方も多いですね。『何か料理できるの?』ってよく聞かれますから。そんなとき、夏は冷奴、冬は湯豆腐ってよく答えています(笑)」とユーモアたっぷりにママは答えます。とはいうものの、注文があれば「希望に沿って料理を作り、“おふくろの味”を提供しています」とのこと。
その後、洋子さんが「竹村さんのことは滋賀県内で知らない人がいないと思います。テレビでもよく拝見していますし、私も大好きです!」とうれしそうに話し掛けると、竹村さんは「ありがとうございます。せっかくですから1曲歌わせていただきますね」と、「小手毬草」を披露。ママと洋子さん、従業員の皆さんから大きな拍手が送られました。

「小手毬草」を披露する今回のスナック女子の歌手・竹村こずえ

「お店の節目の年には市長や歌手の方をお招きし、パーティーを行っています。オープン60周年のときはぜひ!」とママ。竹村さんも「喜んで」と語り、再び和やかに歓談。終始笑顔の取材となりました。

スタッフはママと洋子さんに加え、チーママのフミコさん、ママの息子さんの奥さま、他。アットホームな雰囲気のお店で、一人でも気軽に入れるスナックです。料金システムはビールセット1,000円~。ボトルは4,000円~。「誕生日や記念日に来店すると、ママの機嫌がよければボトルのプレゼントがあるかも」(洋子さん)。

  • 今回のスナック
  • スナック 小春
  • 滋賀県草津市大路1-2-1
  • TEL 077-564-0932
  • 営業時間:18:00~24:30
  • 定休日:日曜日、祝祭日
  • 今回のスナック女子
  • 歌手・竹村こずえ

この記事は「月刊カラオケファン2021年12月号」に掲載されています。