スナック女子&スナック女子候補生がアフターファイブのオアシス“スナック”を訪問、“女子”ならでは視点でお店の魅力をご紹介します。
今回は滋賀県大津市のJR琵琶湖線・瀬田駅から徒歩3分のところにあるPUB REST シンシアに、スナック女子の谷口みゆきさんが訪問。
今回のスナック女子は京都府在住の谷口みゆきさん。みゆきさんは歌手・みやま健二さんのまな娘。「スナックには、父と一緒によく行っています。お店ではしょっちゅう父の歌を聴いているので、自然と演歌に詳しくなりました。お酒も飲みますよ(笑)」とみゆきさん。この言葉からも分かる通り、根っからのスナック女子です。
今回訪れたのは滋賀県大津市にあるPUB REST シンシア。店内にはカウンターとテーブル席があり、キャパシティーは20人ほど。迎えてくれたのは志津枝ママ。みゆきさんはカウンター席に座ると早速お酒を注文。ママが「今、ハマっている」というオススメの一杯・麦焼酎の紅茶割りをいただきます。ママが「どう?」と口当たりを尋ねると、みゆきさんは「おいしい! とてもさっぱりしていますね」と大絶賛。このような会話のキャッチボールもスナックならではのもの。その後も二人のトークは弾みます。
みゆきさんが「店名の由来は何でしょう?」と質問すると、「お店を開店させる前、たまたま入った喫茶店で吉田拓郎さんの『シンシア』が流れていましてね。歌を耳にした瞬間、すごく心地よいと感じたんですよ。そこで私のお店もお客さまにとって、心安らぐ場所にしたいと思って」とママは笑顔で応えます。 「おかげさまで今年、オープン35年目。今日のシンシアがあるのは常連さんをはじめ、たくさんの良いお客さんに恵まれたから。皆さまに心から感謝しています」と言葉を継いで、うれしそうにグラスを傾けます。
「長くお店を続けるための秘訣みたいなものはあるのでしょうか?」とみゆきさんが聞きました。「ある意味、お客さんに遠慮しないってことかな。常にお客さんと真摯に向き合い本音でお話をしています。ですから、時々お客さんに小言をいうことも(笑)」。 もともとママはホテルに勤めていたそうで、接客の基礎はホテル仕込み。その上、相手を思いやるママの人柄が加われば35年というシンシアの長い歴史にも納得。「お客さまに心から楽しんでいただけるようなお店作りをこれからも心掛けていきたいと思います」。
おいしいお酒とママとの会話を楽しんだみゆきさんは「今度父の歌もぜひ聴いてみてください」と最後にお父さまのPRを添え、お店を後にしました。料金システムはセット2,200円(チャージ、おつまみ1品付)、ボトルは焼酎5,000円~。初めて訪れる人は4,000円で飲み放題。
- 今回のスナック
- PUB REST シンシア
- 滋賀県大津市大萱1-16-16ヤマヤプラザ3F
- TEL 077-544-1145
- 営業時間:20:00~翌1:00
- 定休日:日曜日
- 今回のスナック女子
- 谷口みゆきさん
この記事は「月刊カラオケファン2021年11月号」に掲載されています。
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