今回のスナック女子は、テレビ番組の司会や「ミセス・オブ・イヤーコンテスト」中国四国統括プロデューサーなどを務める町田千愛さん。ご自身もミセス・コンテスト日本大会のファイナリストという経歴の持ち主です。「以前は司会業を中心に活動していましたが、このコンテストに参加したとき、企画・構成に興味を覚え、一昨年来、プロデューサーとして参画するようになりました」とのこと。「高知はお酒をたしなまれる方が多く、飲み会があれば二次会、三次会は当たり前。私もよく飲みに行きます。それほど強くはありませんが、お店の雰囲気が大好きなんですよ」。男性なら一度は一緒に飲んでみたいと思うであろう、美人でスタイル抜群の女性です。

今回訪ねたスナックは、高知県随一の繁華街・追手筋通りは中央公園のすぐ近くFull Moon（ふるむぅーん）。迎えてくれたのは村田美紀ママと、自称・チーママの渚さん。お店は約4年前にオープン。お子さんが通う幼稚園のママ友同士、二人三脚でお店を営んでいます。

「席についた町田さんはお酒で喉を潤すと、まずは店名の由来を尋ねました。「月が大好きなのでムーンにしようと思っていましたが、『その名前だとすぐつぶれる』と占い師に言われまして（笑）。いろいろ話し合った結果、アルファベットでFull Moonと書いて、平仮名でふりがなを付けることにしました」とママ。司会者ならではの絶妙の間で「お店の売りはなんでしょう？」と町田さんは質問を重ねます。ママいわく、「当店には、お酒が好きな方はもちろん、歌が大好きという方もたくさんお見えになります。ほぼ毎日、カラオケが途切れることはありません。また“ふる友”（常連客。ふるむぅーんの友だちの意）の方は皆、すごく仲がいいんですよ。みんなでバーべキューに出掛けたりして親睦を深めています」とのこと。約15席のこぢんまりしたお店ながら「コロナ禍以前は、混んでくるとカウンターの内側に座る方も（笑）」（渚さん）というアットホームで明るい雰囲気もこちらの魅力の一つ。町田さんは「おいしいお酒と楽しい時間をありがとうございました。私も“ふる友”になれるかしら（笑）。必ずまた来ますね」と語り、満ち足りた表情でお店を後にしました。

料金システムは90分4,000円。ボトルは各種焼酎の他、高知の地酒なども豊富。カラオケは1曲200円。