今月のスナック女子は高知県を拠点にモデルとして活動しているYuiさん（22歳）。モデルを志したのは5歳の時。いずれは上京し、大きなファッションショーに出演することが夢だそう。「スパークリングの日本酒・澪が大好き。家でお風呂上りに一人飲みするのが習慣です」と笑うのは、お酒が強い高知県民らしい。「自宅で飲む分にはいつ酔いつぶれても安心ですからね。あまり外では飲みません」と語る彼女は今日がスナック・デビューです。

今回、訪れたのは高知市一番の繁華街・追手筋通りにあるスナック2すてっぷ。迎えてくれたのは美人ママの奥田智子さん（53歳）。母親のすみ子さん（76歳）が37年前に始めたお店を現在は母娘で経営しています。店内には長いカウンター席と、広くゆったりとしたラウンジ席があり、客席数は約30。「母は明るい雰囲気が好きなので、赤を基調にしています」とママ。普段は日本酒しか飲まないスナック初体験のYuiさんは「ママのオススメを」と注文。カウンターに出されたのはママ特製のカクテル・カシスオレンジ。「ちょっとおしゃれにキンカンを添えてみました。お口に合いますか？」。カクテルを口にしたYuiさんは「すごくおいしい！　飲みやすいですし、これなら苦いお酒が苦手な方も喜びますね」と大満足の様子。「スナックはサラリーマンの行くところというイメージがありましたので、訪れる機会がありませんでした。でも、ここなら雰囲気もいいですし、飲み物も豊富。友達と一緒に気軽に来られそう」と緊張がほぐれたよう。

「お店の名前はどういう意味でしょうか？」とYuiさんが店名の由来を尋ねました。「実は分からないんですよ。母が一人で切り盛りしていた時からこの名前だったというだけで。ステップアップするという意味でしょうか。お店は2階にありますけど、店名の“2”の印象が強いようで、エレベーターの2階ボタンを押す人も結構いらっしゃいます」とママは笑顔。続く「このお店の売りは何ですか？」との質問には「お酒やカラオケを楽しむお客さまの他、お食事が目的のお客さまもいます。料理はすべて私の手作りなんですよ」とママ。メニューにはナンコツ炒め、ぎんなん、焼きそば、麻婆豆腐など居酒屋にも負けない料理がズラリ。おいしそうな匂いとともにアットホームな雰囲気が伝わってきます。

料金システムは90分飲み放題で4,000円。セットは3,000円。カラオケは1曲200円。
なお、高知市内で同じ名前のカラオケスナックをもう1件営んでいるそうだ。