今月のスナック女子は「博多発！の歌姫」のキャッチコピーで精力的に活動している福岡在住の歌手・福冨莉袈さん。プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのホームゲームにて国歌独唱の大役を果たしたこともあるそうです。

また、福冨さんは県下の繁華街・中州で、自らもスナックを経営しており、憩いを求める側と提供する側の、二刀流のスナック女子です。もちろん、「お酒は結構いける口です」とのこと。

今回訪れたお店は上杉愛美ママが切り盛りする、福岡県糸島市のスナックRose noir。カウンター席に腰掛けた福冨さんは、シャンパンを注文、まずはママと乾杯。弾ける泡と華やかな香りを楽しみつつ、ママに話し掛けました。

「一目見て、ママの笑顔に引かれました（笑）。ずいぶんお若く見えますけど、もしかして20代ですか？」。

ママはにっこりとほほ笑んで「ありがとうございます。背が低いからよく幼く見られますけど、30歳になりました」と応えます。その言葉に驚きつつも福冨さんはレポーター役に徹するべく質問を重ねます。

「明るい店内ですね。ガラス窓が大きくて、外の景色がよく見えて…」

「私の夢は、外の景色を見渡せる、明るいお店を持つことだったんですよ。そばに大きな池がありますし、冬にはクリスマスのイルミネーションも見下ろせます。ここから見える夕日もきれいなんですよ」

福冨さんは目を見張り、「お酒を頂きながら、夕日や夜景を楽しめるなんて最高！」と感嘆の声を上げます。

続いて、歌手ならではという視点から「ママの声って結構ハスキーですよね。歌謡曲をうたったら似合いそう」と言葉を継ぎます。

するとママは「実は私、歌うのが苦手で…。この声はアルコール焼け。私は飲む専門です（笑）」との返事。

とはいえ、お客から頼まれたら否はなく、マイクを手に。十八番は工藤静香、大黒摩季のナンバーだそう。

ママから福冨さんにリクエスト。「せっかくの機会ですから、ぜひ一曲歌っていただけませんか？」。

福冨さんは快諾、オリジナル曲の中から「Tokyoの窓」を披露。その歌声にママは感激の様子で、大きな拍手を送りました。

「ママとのお話がとても楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまった感じです。ぜひまた伺いたいと思います」（福冨さん）。

料金はセット3,000円、ボトルは3,500円〜。カラオケは1曲200円。