スナック女子&スナック女子候補生がアフターファイブのオアシス“スナック”を訪問、“女子”ならでは視点でお店の魅力をご紹介します。
今回は北海道幌市内・すすきのにある花気分に、スナック女子の歌手・川嶋まりさんが訪問。
今月のスナック女子は北海道北見市の出身、20年6月に「ここがふる里」でデビューした川嶋まりさん。デビュー前には「NHKのど自慢」をはじめ、数々のカラオケ大会で上位入賞を果たした実力派シンガーです。
その川嶋さんと共に今回訪れたお店が札幌市内・すすきのにある花気分。こちらのママは北海道作詞家協会の会長で、北海道カラオケ連盟の顧問も務める作詞家・川島いく子さん。まりさんのデビュー曲もいく子ママが手掛けた作品です。
店内に入ると壁には歌手のポスターがずらり。いく子ママの豊富な人脈がうかがえます。
「先生には作詞だけではなく、歌唱指導をしていただいたり、歌い手の心構えを教えていただいたり…と大変お世話になっています。私にとっては師匠のような存在なんですよ」。
営業形態は昼カラオケとスナックで、〝売り〟は「私の手料理とおいしいお酒です」といく子ママ。
まずはビールで乾杯。その後は旧知の間柄のため、おのずと会話が弾みます。もちろん、まりさんはレポーター役として「店名の“花気分”にはどのような意味があるのでしょう?」としっかり取材も。
「私が歌手としてうたっていた頃に書いた作品のタイトルから名付けました。いいネーミングだと思わない?」といく子ママ。
まりさんは「とてもすてきな名前ですよね。こちらには何度もおじゃましていますけど、本当に家庭的でリラックスできるお店ですから、来るたびに心癒やされます」と日頃感じている思いを口にします。
続けて、まりさんは「オープンして24年。振り返ってみていかがですか?」と訪ねました。
「私自身が波瀾万丈の人生でしたからね(笑)。事故で大けがをしたり、乳がんを患ったり、体が思うように動かなかったり…。つらいこともたくさんありましたけど、お客さんや歌手の皆さんなど、私を頼りにしてくださる方がいるから頑張れたのかな。あとは常に前向きな気持ちを忘れないことも今日につながっている理由の一つだと思います」。
そう語るいく子ママに、まりさんは門人の顔に戻って「先生、せっかくの機会ですから私の歌を聴いてください」とお願い。歌った曲は「流氷海道オホーツク」。
この歌もいく子ママが書いた作品です。「うん、いいね!」といく子ママ。まりさんも師の言葉に安堵の様子。再びいく子ママと和やかに語らい、お酒を楽しみました。
料金システムは昼が1,200円(歌い放題。飲み物・手作り弁当付き)、夜は3,000円(歌い放題。ビールを除くアルコール飲み放題)。お昼のお弁当も好評だそうだ。
- 今回のスナック
- 花気分
- 札幌市中央区南5条西3丁目 グランド桂和ビル4F
- TEL 011-551-7866
- 営業時間 11:00〜16:00(昼カラオケ)
19:00~翌1:00 - 定休日 日曜日(予約可)
- 今回のスナック女子
- 歌手・川嶋まりさん
この記事は「月刊カラオケファン2023年3月号」に掲載されています。
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