今月のスナック女子は、“おんなギター流し”として注目を集めるシンガーソングライター・おかゆさん。デビュー前には、ギター片手に全国3,000軒のスナックを歌い歩いた経験もある若手アーティストです。現在は各地で、「赤いひまわり」のキャンペーンに励んでいます。「お酒は苦手ですが、ノンアルコールビールは大好き。“ノンアル”でも十分酔えるんですよ（笑）」。

さて、今回訪れたのはJR兵庫駅および神戸高速線大開駅から、どちらも徒歩5分のところにあるカラオケれいな。村中麗奈ママにお話を伺います。

早速、お店の概要を尋ねると「今年でオープン3年目を迎えました。当店は昼カラとスナックという形で営業しています。昼夜とも私一人で切り盛りしているんですよ」とママ。

お店を構えた理由は「以前は化粧品メーカーの美容員でしたが、接客が好きで…」とのこと。“化粧品メーカー”という言葉に反応し、おかゆさんが「実は私、デビューする前に資生堂さんのサロンモデルをしていました」と自身の経歴を伝えます。

すると、「えっ!? 私も資生堂に勤めていたんですよ」と予想外の話の流れ、共通点にお互いビックリ。会話は大いに盛り上がります。

「ママは歌、好きですか ？」とおかゆさん。どうやらスナックを訪れると、歌いたくなる性分のようです。「桂銀淑さんの歌が大好きです」というママの答えを聞いて、「私の新曲『赤いひまわり』もオススメですよ。桂銀淑さんの歌がお好きでしたらきっと気に入っていただけると思います」とPR。

そして「桂銀淑さんの歌、一緒に歌いませんか？」とママを誘い、「すずめの涙」をデュエットしました。「今までたくさんのスナックにお伺いしましたけど、ママと二人で歌ったことはないかも（笑）」と興奮した面持ちのおかゆさん。一方、ママも「良い思い出ができました」とうれしそうに笑みを浮かべます。

カウンター席に戻ると、おかゆさんは「どのようなお客さまがお見えになりますか？」と尋ねました。

「昼の時間帯は地元の年配の方が中心です。夜はやっぱり仕事帰りのサラリーマンが多いかな。私一人で対応していますから、忙しい時は常連さんに手伝っていただくことも（笑）」。

「とてもアットホームなお店ですね。また、時間を見つけておじゃましますね。今度はもっといっぱい歌いたいと思います（笑）」。

料金は１ドリンク・歌い放題で1,000円、夜は同じく2,000円。追加ドリンクは500円〜。各種ボトルあり。着席可能人数は約20人。