今月のスナック女子は、広島県府中市でカラオケ喫茶 歌集を営む横山奈津絵さん。

「うちは昼カラオケのお店ですから、スナックのことはよく分かりません。今日は“スナック女子”のレポーターとして、楽しみながら勉強させていただきたいと思います」

さて、今回訪れたお店は広島県福山市の繁華街・昭和町にあるAura。店内に入ると、河本起代子オーナーをはじめ、女性スタッフが笑顔で迎えてくださいました。

ボックス席に案内された横山さんは周囲を見回して「壁や天井にキラキラした飾りがたくさんあってステキですね。豪華なラウンジみたい」と感想を口にします。ソフトドリンクを頼み、喉を潤すと、早速河本オーナーに話を伺いました。

「オープンしてどのくらいたつのでしょう？」（横山さん）

「4年ほどですね。もともと私は父の経営する会社で長年経理を担当していましたが、その後、父の会社を引き継ぎまして。いざ、社長業に就いてみると『私って世間知らずだな』と感じて、もっと見聞を広めるべく、出会いの場を設けることにしました。開店にあたっては、東京・銀座のお店をはじめ、あちこちのスナックを見学しました。そのような経験を経て、オープンしたのが4年ほど前です」（河本オーナー）

とても意欲的な話の内容・姿勢に「すごくアグレッシブですね。私も見習わないと」と横山さん。

続けて店名の由来を尋ねました。いわく「いいオーラが感じられるお店にしたいと思いまして。“Aura”という名前自体にはあまりこだわりはありませんけど、読み方・発音は“アウラ”。この語感・言葉の響きが好きなんですよ」とのこと。

客席数はカウンターとボックスを合わせて20席ほど。ビールはもちろん、焼酎や洋酒などお酒の種類が豊富で、カラオケは最新機種を設置。従業員は計6人。

ちなみに歌が得意なスタッフもいるそうだ。主な客層は会社員や会社役員。河本オーナーは「楽しく丁寧な会話を心掛けて、お客さまには心からリラックスしていただけるよう努めています。

Auraに来て、少しでも癒やされた…と感じてもらえてたらうれしいですね」と営業方針を語る。

「ナイト市場の様子がうかがえて、とても参考になりました。私も河本オーナーのように前向きな気持ちで、頑張っていきたいと思います」（横山さん）。

なお、セット料金は6,000円（2時間）〜。ボトル各種あり。