スナック女子&スナック女子候補生がアフターファイブのオアシス“スナック”を訪問、“女子”ならでは視点でお店の魅力をご紹介します。
今回は和歌山市内随一の歓楽街、新内の一角にあるViola -菫-に、スナック女子の歌手・月川るりさんが訪問。
今回のスナック女子は和歌山県田辺市出身の歌手・月川るりさん。作曲・編曲家の井上善日居氏の門下生で歌手歴は約16年。
「スナックにはキャンペーンでよくお伺い致します。歌手にとってスナックは大切なプロモーションの場の一つですから。お酒は飲めませんが、酒場の雰囲気は大好きです」と月川さん。
さて、今回訪れたスナックは和歌山市内随一の歓楽街、新内の一角にあるViola -菫-。カウンター席とボックス席があり、最大で約20人ほどが座れるお店です。
ママの潤子さんに近況を伺うと…。「スナックのお仕事を始めて7年目となります。こちらにお店を構えたのは昨年の12月。コロナが少し収まってきた時期にオープンしたのですが、年明けからまた…」となかなか収束しないコロナ禍に頭を悩ませているよう。
月川さんは「お客さんとしてスナックに来るのは初めて。実は私、お酒が飲めないのですが…」と話すと、ママは「大丈夫ですよ。お酒が苦手なお客さまも大歓迎!では、ソフトドリンクを用意しますね」と笑顔で飲み物を差し出します。
徐々に会話も弾み、「母もスナックで働いていたことがありましてね。当時、子供の私に『店には来ちゃだめ』とよく言っていました(笑)」とママ。すると、月川さんは「でしたら、なぜスナックで働こうと?」と尋ねました。
「歌が好きだからかな。十八番は八神純子さんの『みずいろの雨』です。あとは広瀬香美さんの曲とか、アニメソングもよく歌いますね。お客さまに私の歌を聴いてもらうこともよくありますよ」。歌が好きと聞いて、「ママとの距離が一気に縮まったような気がします(笑)」と月川さん。
続けて「歌手にはなろうとは思わなかったんですか?」と問います。「小さい頃は歌手になりたかったんですよ。でも、その方法が分からなかったので断念しました。月川さん、よろしければプロの歌声を聴かせていただけませんか?」「はい、喜んで!」。
月川さんが自身のオリジナルナンバーから「ひとり出雲路」を披露すると、「さすがプロ。感激しました」とママは大きな拍手で感謝の思いを伝えました。
Violaという店名は「紫が好きなので、紫の花・ビオラにしました」とのこと。また、漢字で記した〝-菫-〟は、こちらも紫の花だから。
ママが「間違えないとは思いますが、決して菫を“トリカブト”とは読まないでくださいね(笑)」と冗談交じりに補足をします。
「今日はとても楽しい時間を過ごせて、心が癒やされました。今度はママの歌声も聴かせてくださいね」と、月川さんはママとの再会を約し、お店を後にしました。なお、セット料金は3,500円で飲み放題。各種ボトルは別料金。
- 今回のスナック
- Viola -菫-
- 和歌山県和歌山市新内20サンプラザあろち 4F
- TEL 090-6609-4159
- 営業時間 20:00~24:00
- 定休日 日曜日、月曜日、祝日
- 今回のスナック女子
- 歌手・月川るりさん
この記事は「月刊カラオケファン2022年6月号」に掲載されています。
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