スナック女子&スナック女子候補生がアフターファイブのオアシス“スナック”を訪問、“女子”ならではの視点でお店の魅力をご紹介します。
今回は新潟県上越市内の“きんたろうはうす”にスナック女子の歌手・華乃美幸が訪問。
今月のスナック女子は、新潟県阿賀野市出身の歌手・華乃美幸さん。現在、昨年9月に発表した「夫婦花」のヒットに向けて全国を飛び回っています。
「この作品はほのぼのとした “夫婦演歌”です。ぜひ聴いて歌って、ほっこりとした気分に浸ってください。
普段、スナックに行く機会はさほど多くありませんが、お酒は大好き。今日は楽しみながら“スナック女子”の大任を果たしたいと思います」
そう語る華乃さんが訪れたお店は新潟県上越市内の“きんたろうはうす”。昼はカラオケ喫茶、夜はスナックとして営業している人気の歌どころです。
店内に入ると、白いシャツにちょうネクタイ姿の熊田としゆきマスターと、奥さまの清子さんが出迎えてくださいました。
カウンター席に腰掛けた華乃さんに「よろしければ…」とマスターがカクテルを勧めます。
「ありがとうございます。でしたら、おまかせでお願いします」
マスターはリズミカルにシェイカーを振り、華やかな色合いのカクテルをグラスに注ぎます。
「ザクロベースの“チャーミング・ローズ”です。どうぞ」
華乃さんは目を見張り、一口飲んで「うわっ、おいしい!見た目もロマンチックでおしゃれなカクテルですね」とにっこり。一息ついたところでマスターにきんたろうはうすの来歴を尋ねました。
「こちらは1986年にオープンしました。当初は9坪のこじんまりしたお店でしたけど、その後、移転して現在の場所に。広さは58坪ありますから、ゆったりとお酒と歌を楽しんでいただけますよ」
約80人ほどが入れるという店内には、実に立派なステージも。さらに音響や照明も充実しており、華乃さんは「すごく豪華な設備ですね」と目を輝かせます。
「一曲歌わせていただいても構いませんか?」と尋ね、了承を得ると「夫婦花」を披露。「音もライティングも最高ですね。とても気持ちよく歌うことができました」。
聞けばマスターはバンドマンや司会などの仕事もされている、いわばステージのプロ。当然、歌うための設備や環境にもこだわっているそうです。
ちなみに店名の由来は…。「名字が熊田ですから、熊と言えば“金太郎”ですよね(笑)」(マスター)とのこと。お酒はカクテルだけではなく各種用意、料理メニューも多彩。料金は昼ドリンク500円、ランチ500円、夜はチャージ料なし。焼酎500円、カクテル各種700円~、他。カラオケは昼夜とも1曲100円。
- 今回のスナック
- きんたろうはうす
- 新潟県上越市春日新田1-19-31
- TEL 025-544-5804
- 営業時間 昼11:00~15:00、夜19:00~23:00
- 定休日 年中無休
- 今回のスナック女子
- 歌手・華乃美幸さん
この記事は「月刊カラオケファン2024年12月号」に掲載されています。
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