今月のスナック女子は歌手の五十川ゆきさん。9月11日には、男女の逢瀬と情念を歌った新曲「三日月と赤い橋」を発表する予定。

「この歌で、さらにたくさんの方から応援していただけるよう頑張ります」と五十川さんは意欲を見せています。

さて、その五十川さんが訪れたお店は、広島県福山市の繁華街・昭和町にあるスナックSTRAHL。山本一恵ママが取材に応じてくださいました。

カウンター席に腰を下ろした五十川さんは、飲み物をオーダーした後、「とてもきれいで、お若いですね」とママに話し掛けました。

「あら、うれしい。でも私、もう孫が二人もいるのよ（笑）」

驚きを隠せない五十川さんが「失礼ですが、おいくつですか？」と聞くと、「42歳です」とのこと。

五十川さんはもっと若いと思っていたようで、目を大きく見開き、あらためてママの顔を見つめます。

「とてもお孫さんがいるようには見えませんよ。私にも子どもがいますが、今11歳。孫の顔はいつ見られることやら（笑）」

ママの経歴を尋ねると―。

「以前は看護師として働きながら、猫の保護活動をしていました。子どもから手が離れると何か新しいことにも挑戦したいと思い、2020年にこの店をオープンしました。ただ、当時はコロナ禍でしたから本当に大変で…。いつか収まると信じて頑張ってきました」

外出制限に加え、飲食店には営業自粛が求められた感染症拡大の時期。芸能活動にも大きな影響があったことから「分かります。私も散々つらい思いをしました」と大きくうなずく五十川さん。

続けて、店名の由来を尋ねました。

「STRAHLはドイツ語で、光の道筋という意味です。お客さまに幸運の道が開けますように…との願いを込めて。あと、福山の水商売ではラ行の文字の入ったお店ははやると言われていますから」

ちなみにママの趣味はカラオケとのこと。「NHKのど自慢」で合格した経験もあるそうだ。

ということで、「ママのレパートリーに私の歌も加えてください」と五十川さん。

自身の「愛のままで愛を眠らせて」を選曲、歌声を披露しました。

「すごくすてきな歌ですね。練習して歌います！」（ママ）

おいしいお酒と和やかな語らいのひとときを満喫した五十川さんは、「今度、プライベートでも伺いますね」と語り、ママと握手。

にこやかな笑みを浮かべて、お店を後にしました。

セット料金は5,500円（時間無制限／飲み放題、歌い放題）。