スナック女子&スナック女子候補生がアフターファイブのオアシス“スナック”を訪問、“女子”ならではの視点でお店の魅力をご紹介します。
今回は飯田市内のパブリックハウス ロココにスナック女子の歌手・小沢あきこさんが訪問。
今月のスナック女子は、デビュー32年目を迎えた歌手・小沢あきこさん。30周年の年には米・ロサンゼルスとラスベガスで公演を行い、話題となりました。
また、現在、ヒットを目指して尽力している「風恋し」では芸者姿で歌をうたい、こちらも注目を集めています。
その小沢さんは長野県飯田市の出身。「今回は私の故郷・飯田市のスナックに伺うということで、楽しみにしています」と笑顔で語り、取材先に向かいます。
訪れたお店は「母からお店を継いで45年になります」という松岡裕美ママが営む、飯田市内のパブリックハウス ロココ。小沢さんが入店すると…「えっ、あきこさん!?」とママ。
地元のスターの訪問に驚きつつ、小沢さんと取材スタッフを迎え入れます。
カウンター席に着いた小沢さんはカシスソーダを注文。
飲み物と一緒に運ばれてきたお通しを目にして、「おいしそう。こちらは?」と尋ねました。
「私が作ったふきの煮物です。お通しは季節ごとに旬のものを使ったお料理をお出しするようにしています」
小沢さんが一口食べて、「おふくろの味ですね。なんだか実家に帰ってきたような気がします」と感想を伝えると、「そう言ってもらえるとうれしい。うちはご自宅でくつろいでいる気分になってもらえるよう、心安らぐおもてなしを心掛けていますから」とママ。
すっかりリラックスモードの小沢さんですが、“スナック女子”のお仕事はきちんとこなします。
「店名の由来を教えてください」(小沢さん)
「パブリックハウスは、どなたでもお気軽に…という思いを込め、大衆居酒屋をもじったものです。ロココは、母いわく西洋の美術史から取ったそうですが、私はいつも『“こころ”を逆さまにした』と答えています(笑)」(ママ)
座席はカウンターに9席と、8人まで座れるボックス席が一つ。カラオケ機器は最新のものを設置。 スピーカーの位置などにもこだわっているとのこと。
「もしよろしければ、何か歌っていただけませんか?」というママのお願いに「はい、喜んで!」と小沢さん。
この日は芸者姿ではないものの、リクエストに応えて「風恋し」を披露しました。
「良い音ですね。とても気持ち良く歌うことができました」最後に小沢さんが今後の抱負を尋ねると…。
「お客さまの“こういうところで飲みたい”“歌いたい”という思いに応えていきたい。これからも心を込め、お客さまをお迎えしたいと思います」
セット料金2,000円〜3,000円(飲み放題)。カラオケは1曲200円。
- 今回のスナック
- パブリックハウス ロココ
- 長野県飯田市知久町2-29
- TEL 0265-24-5888
- 営業時間 17:30~24:00
- 定休日 日曜日
- 今回のスナック女子
- 歌手・小沢あきこさん
この記事は「月刊カラオケファン2024年9月号」に掲載されています。
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